フォンデュ(fondue)はスイスの郷土料理で、白ワインとチーズを鍋に入れて溶かしながら、くしに刺したパンや肉などをからめて食べるチーズ・フォンデュが代表的。最近、日本ではスイーツなどを使った変わり種のフォンデュが人気を集め始めている。大手外食チェーンのすかいらーく(本社・東京都武蔵野市)の「グラッチェガーデンズ」では生キャラメルソースにフルーツをつけて食べる「生キャラメルフォンデュ」を2009年9月より販売開始。東京町田市にある老舗の醤油(しょうゆ)醸造業者が運営する料理店「醤油料理 天忠」では、「焦がし醤油」に肉や野菜などをつけて食べる「焦がし醤油フォンデュ」がテレビで紹介されて話題となった。小岩井乳業(本社・東京都千代田区)は、フルーツをヨーグルトと合わせてフォンデュのように食べる「小岩井 ヨーグルトフォンデュ」シリーズを発売するなど、さまざまなレシピや商品が開発されている。