米粉の普及と消費の拡大を図るため、農林水産省が2009年10月に発足させた組織。08年10月に同省が立ち上げた国民運動「FOOD ACTION NIPPON」の一環で、製パン業者やコンビニエンスストア、流通業者などが推進パートナーとなっている。米粉とは米を粉末状にしたもので、ギョーザの皮などに使われてきたが、製粉技術の発達に伴ってケーキやパン、ラーメンなどにも利用されるようになってきている。現在、日本でパンやめん類などに使用される小麦粉の80%以上が輸入に依存していることから、米粉を普及させることで食料自給率のアップを目指している。米粉を使用したレシピの紹介や米粉が原料の新製品の販売などを行い、米粉のPRと利用拡大を呼びかけている。