イギリスのスピード社が開発した競泳用の水着で、同社の高速水着「レーザー・レーサー」(LZR Racer)の後継モデル。2008年の北京オリンピックなどで世界新記録を連発したことから注目された「レーザー・レーサー」は、水着の約半分を覆ったポリウレタンのパネルが水に浮きやすいことなどから、国際水泳連盟(FINA)の新規定で禁止された。「エリート」は、世界初の完全無縫製を実現した前モデルの構造をはじめ、筋肉の振動などの抵抗を抑える素材、デザインが採用されている。FINAの2010年規定もクリアしており、日本でも、ゴールドウイン(本社・東京都渋谷区)が10年1月より販売を開始した。