無料の基本サービスで多くのユーザーを獲得し、高付加価値のサービスを有料で提供することで収益を上げるビジネスモデル。「フリー(free)」と「プレミアム(premium)」を組み合わせた造語である。もともとはアメリカのベンチャー投資家、フレッド・ウィルソンが提唱した考え方だが、ロングテール理論の提唱者として知られる、アメリカの雑誌「ワイアード」の元編集長、クリス・アンダーソンが著書『フリー <無料>からお金を生みだす新戦略』(翻訳版は2009年11月発行、NHK出版)で大きく取り上げたことから、注目を集めることとなった。