食品メーカーの桃屋(本社・東京都中央区)が2009年8月に発売した、「辛そうで辛くない少し辛いラー油」のこと。フライドガーリック、フライドオニオン等の具が豊富に入り、ご飯や豆腐などにかけて食べるのが特徴。これまでのラー油にはなかった味わい方ができる点や、ユニークなネーミングが話題となり、発売直後から品薄状態となった。クリエイティブディレクターの箭内道彦が監督を務めたテレビCMの放送が取りやめになったほか、09年10月以降は桃屋のウェブサイトに「品薄状態についてのお詫(わ)び」が掲載されるほどのヒットとなっている。