埼玉県さいたま市で2010年3月に開館した、世界初の公立盆栽美術館。盆栽文化の振興や国内外への情報発信を目的として、盆栽の展示や技法、歴史の紹介、盆栽の手入れ教室などの企画を行う。展示されている盆栽の中には、評価額が1億円を超えるものもある。開館準備を進めていた09年には、展示予定の高級盆栽5鉢が虫害などで枯死していたことが判明し問題となった。また開館直前には、大熊敏之館長が市の協力不足などを理由に辞意を表明し、その後撤回するなど混乱もあった。観覧料は一般300円、高校・大学生、65歳以上は150円、小中学生は100円。