暴力団撲滅をPRすることを目的に、福岡県警が2006年に制作したDVDドラマ。県警と県暴力追放運動推進センターが30万円の予算で制作した26分間の作品で、市民を事件に巻き込む暴力団の悪質さや、末端構成員の家族の苦悩などを描いている。作中に登場する約30人の出演者は、すべて現役の警察官、警察職員。当初は学校教育での利用を目指して制作されたものの、過激な内容などが問題視され、県警のイベントなどで利用されるにとどまっていた。しかし、10年4月の県暴力団排除条例施行に合わせ、同年3月から県内の約150のレンタルビデオ店で無料貸し出しが行われている。