中に入れた生卵が割れないように工夫した装置を高いところから落とし、落下後に割れずにいるかを競うコンテスト。もともとはアメリカで科学教育の一環として考案された競技で、割れやすい卵を落下の衝撃から守るしくみを考案していく中で、科学的な思考を身につけるのが目的。日本でも一部の大学や高校でコンテストが開催されている。大阪電気通信大学(大阪府寝屋川市)で2010年6月に開催されたコンテストでは、A2サイズの厚手の紙1枚とセロハンテープ、両面テープのみを素材として使い、約15メートルの高さから落下させるというルールのもと、13作品が参加した。