飲食店に併設された野菜工場で生産した野菜を、料理の食材として提供するサービス。地元で生産した食材を地元で消費する「地産地消」になぞらえて、こう呼ばれている。素材の新鮮さや安全性をアピールできるうえ、工場で栽培することにより、天候不順などで供給が不安定になるリスクを避けるメリットもある。サンドイッチチェーンの日本サブウェイ(本社・東京都港区)が東京都千代田区丸の内に開店した新店舗「サブウェイ野菜ラボ」や、東京都港区のイタリアンレストラン「ピッツェリア ラ・ベファーナ汐留店」などでこうした試みが行われている。