アントワークス(本社・東京都中野区)が首都圏を中心に展開する豚丼チェーン「伝説のすた丼屋」のこと。看板メニューの「すた丼」は、秘伝のニンニクしょうゆだれで炒めた豚肉を大盛りのご飯に載せた丼で、大手牛丼店の並盛りと比較すると約1.5倍程度のボリュームがあるとされ、若者を中心に人気を集めている。もともとは、1971年に東京都国立市で故・橋本省三さんが創業した「サッポロラーメン国立店」で販売され始めたメニューで、90年代までは国立市、国分寺市の3店舗でのみ提供されていた。94年に橋本さんが死去。2代目を継いだ早川秀人社長が、2000年以降、すた丼を全国に広めたいと、店舗網拡大を推し進め、10年7月時点で東京と大阪に計27店舗を展開。今後は14年までに全国に100店舗の開店を目標としている。