イギリスのオックスフォード大学出版局が2010年8月に出版した英語辞書「オックスフォード・ディクショナリー・オブ・イングリッシュ(Oxford Dictionary of English)」(第3版)に新たに収録された単語。日本語の「引きこもり」をそのままローマ字表記したもので、「社会との接触を異常に避けること」をいい、主に若い男性に多いと解説している。欧米では日本のように引きこもりが社会問題化しておらず、的確に表現できる言葉がないことが、採用の背景にあるとみられる。ほかにも、サッカーのワールドカップ・南アフリカ大会(2010年FIFAワールドカップ)で話題となった民族楽器「Vuvuzela(ブブゼラ)」や、海外に行かず国内で休暇を過ごす「staycation(ステイケーション)」など、近年定着しつつある新語も収録された。