1969～83年までに全4編の短編映画が公開された旧ソ連（現在のロシア）の人形アニメ。児童文学作家のエドゥアルド・ウスペンスキーの原作をもとに人形アニメの巨匠といわれるロマン・カチャーノフ監督が映画化した作品で、南の国からオレンジの箱に入ってロシアのとある町にやって来たサルに似た主人公チェブラーシカが、ワニのゲーナなどと交流を深めていくストーリー。日本では2001年に初公開され、チェブラーシカのかわいらしさが人気を呼んだ。10年12月には、日本のスタッフが中心となって制作された27年ぶりの新作映画の公開も予定されており、チェブラーシカと出会うヒロインの声を女優の北乃きいが、主題歌を歌手の木村カエラが担当する。