ニュージーランドに自生するフトモモ科の植物マヌカ(和名ギョリュウバイ)からミツバチが採取した蜂蜜。「マヌカハニー」とも呼ばれる。通常の蜂蜜と比べて栄養価や抗菌作用が高く、ニュージーランドの先住民であるマオリ族の間では、古くから民間薬として珍重されてきた。中でも一部のマヌカ蜂蜜に含まれるUMF(Unique Manuka Factor)と呼ばれる成分は、他の蜂蜜には見られない特有の抗菌作用をもち、のどの殺菌効果や、胃潰瘍(いかいよう)などを引き起こすピロリ菌に対して抗菌効果があるといわれる。食用だけではなく、せっけんなどの美容品にも活用されている。