もともとは大学の土木系学科に在籍する女子学生の団体「全国土木系女子学生の会」の愛称で、土木系女子全般をこう呼ぶようになっている。同会は1987年の設立以降、土木業界では少数派である女子学生のネットワーク作りを主な目的として活動を続けており、大手ゼネコンや官公庁で技術者として働くOGも多い。従来、「危険、きつい、汚い」のいわゆる「3K」職場として、女性に敬遠される傾向が強かった土木業界だが、女性の社会進出がすすむ中、ゼネコンなどでも女性の採用数は年々増加傾向にあり、現場での作業に従事する女性も増えつつある。