2010年9月に発売された東川篤哉著のミステリー小説(小学館刊、税込1575円)。新米刑事で大富豪の令嬢、宝生麗子と、その執事で毒舌の影山の2人が、6つの難事件を解決していく連作となっており、影山が麗子に吐く暴言などの掛け合いが話題を呼んで、ミリオンセラーとなった。全国の書店員が選ぶ2011年「本屋大賞」を受賞。ロックバンド「ASIAN KUNG-FU GENERATION」のCDジャケットや、森見登美彦の小説カバー装画などを手がけるイラストレーターの中村佑介が担当したカバー装画も人気の理由だという。