モスクワ・オリンピックの50キロ競歩で金メダルを獲得した、ハートヴィッヒ・ガウダーが提唱している運動法。通常のウォーキングよりも少し速めの歩調や広めの歩幅で歩いたり、坂道や階段を積極的に歩いたりすることで効果的な体力向上などを目指す。自分の心拍数を把握し適切な負荷をかけることも重要視されている。ガウダー氏は現役引退後に重い心臓病を患い、心臓移植を受けた。その後、リハビリを続けていく中で、編み出したのがこの運動法で、日本でも著書「心と体が軽くなる! パワーウォーキング」(2008年、綜合社刊、税込1470円)などを通して普及に努めている。パワーウォーキングは、ハートヴィッヒ・ガウダー・パワーウォーキングクラブの登録商標。