2011年3月11日に発生した東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)に伴い、東北、関東地方で電力供給量不足が続いていることを受け、インターネット上で広まった節電を呼びかける運動。名称の由来は、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」で主人公の碇シンジが従事した遠距離射撃作戦の呼称。同作戦に必要な大量の電力を集めるために、日本中で停電が実施された作中の描写を、節電になぞらえている。作中では、日本の古称である「八州(やしま)」と、源平合戦の際に弓の名手の那須与一が、遠く離れた敵の扇を一矢で射抜いたという屋島(現・香川県高松市)の地名から取られたとされている。Twitter(ツイッター)などを通じて呼びかけられた非公式の運動だったが、同作の映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」公式ブログ(http://eva2.0.b-ch.com/blog/2_0/)でも、運動の趣旨に賛同するコメントが11年3月13日に掲載された。