2001年4月に設立された、岩手県釜石市を拠点として活動するラグビーのクラブチーム。1978~84年度にかけて日本ラグビーフットボール選手権7連覇を達成し、「北の鉄人」の異名を取った名門社会人チーム「新日鐡釜石ラグビー部」を前身とする。2011シーズンは、関東ラグビーフットボール協会が主催する地域リーグ「イーストリーグ・ディビジョン1」に所属。11年3月の東日本大震災によって同市が大きな被害を受けたためクラブの存続が危ぶまれたが、新日鉄時代のOBらが設立した支援団体「スクラム釜石」の活動や、市民の後押しを受けてクラブ活動を継続。同年5月15日に関東学院大学と震災後初の練習試合を行い、59-17で快勝した。