島根県立美術館(島根県松江市)の隣、宍道湖(しんじこ)のほとりにある公園内に、1999年9月から設置されているウサギのブロンズ像。1体が高さ約40センチ、宍道湖に向かって飛び跳ねる連続写真のような全12体の像で、平城遷都1300年祭のマスコットキャラクター「せんとくん」の作者でもある彫刻家、籔内佐斗司の作品。設置の数年後から、湖から数えて2番目のウサギの像に触れ、西を向いて手を合わせると縁結びなどのご利益があるとのうわさが広がり、メディアでもたびたび取り上げられるようになった。宍道湖産のヤマトシジミを像の前に供えると、ご利益の効果が倍増するとも言われている。