東日本大震災で大きな津波被害を受けた岩手県陸前高田市の景勝地、高田松原の再生を目指して同市市民が立ち上げたプロジェクト。クロマツ、アカマツなど約7万本の松の木が植えられていた同地では、津波によってほぼすべての木が流され、奇跡的に残った1本の松の木が復興のシンボル「一本松」として親しまれている。同プロジェクトでは、被災者が手作りした携帯ストラップなどを2011年6月から公式サイト(http://www.ipponmatsu-pro.com/)で販売、売り上げの一部を「一本松」の保護と松林の再生の資金に充てる。