滋賀県湖南市観光物産協会が企画した仮想のネコの町。観光客数の減少に悩む同協会が、市内に捨てネコなどを収容する滋賀県動物保護管理センターがあることから、動物愛護の啓発と観光振興を目的に考案、湖南市(こなんし)をもじって名付けた。2011年4月には、同市在住の飼いネコを対象に立候補を募集した「こにゃん市長選挙」を実施、インターネット投票の結果、17匹の立候補ネコの中から1歳の雄ネコ「ぎん」が市長に当選した。同年6月には、管理センターが保護したネコを対象に「市議会議員選挙」も実施され、飼育希望者への譲渡が行われた。