「おそ松くん」「天才バカボン」などの作品で知られるマンガ家の赤塚不二夫が青春時代を過ごした東京都豊島区の賃貸アパートで、1959年築の木造2階建て。手塚治虫ら多くのマンガ家が住んだことで有名なトキワ荘のはす向かいに位置する。赤塚が60年から1年あまり、同アパートの202号室を仕事場兼寝室として利用していたことから、地域住民らが2009年に仕事場を再現して一般公開したところ、ファンの間で話題となった。11年6月には、地域住民らがつくる「トキワ荘通り協働プロジェクト」により、マンガ家志望の若者を対象とする同アパートへの入居募集も行われた。入居者には同プロジェクトから家賃の半額が補助されるという。