東日本大震災や東京電力福島第一原子力発電所事故の影響で、夫婦の価値観などのずれが大きくなり、離婚に至ること。パートナーが自分の不安を理解しようとしないケースや、風評に左右されてパニックを起こす様子に愛想を尽かしたケースなど理由は様々だが、震災以後、法律事務所などに寄せられる離婚相談が増加しているといわれ、テレビや雑誌で取り上げられている。雑誌「AERA」2011年6月6日号(朝日新聞出版刊)では、首都圏の既婚者416人を対象に行ったアンケート調査で、15.1%が「震災をきっかけに離婚(別れ)について考えた」との回答結果が掲載された。