自ら制作した奇抜なコスチュームを身につけてパフォーマンスを行う現代アーティスト。男性として生まれたが、小学校高学年のころから性同一性障害に悩み始め、その違和感を解消するために、18歳ごろから自作のコスチューム姿でクラブ通いを続けた。そのコスチュームがアートとして注目を浴びるようになり、アーティストとして創作活動を開始。2008年に性同一性障害者性別取扱特例法に基づき、戸籍上の性別を女性に変更し、11年7月に男性と入籍した。同年3月には、その半生を追ったドキュメンタリー映画「ピュ~ぴる」(松永大司監督)も公開され、話題となった。