血液型による性格分類で、不当な差別や精神的苦痛を味わうこと。「ブラハラ」と略されたり、「血液型ハラスメント」「ケツハラ」と呼ばれたりすることもある。「A型は几帳面」「B型はマイペース」などといった性格分類は、日本では1970年代ころから広く知れわたっているが、海外で話題になることはほとんどなく、分類の科学的な根拠もないとされる。それにもかかわらず、テレビ番組や雑誌などでステレオタイプの性格描写が行われたり、企業の採用試験で血液型を尋ねたりする例が後を絶たず、差別につながりかねないと問題視されている。