全国各地のご当地ゆるキャラを対象とした人気投票。2010年に第1回が開催され、記名投票部門では滋賀県彦根市の「ひこにゃん」が、携帯電話投票部門では歌手の西川貴教のキャラ「タボくん」が1位となった。11年9~11月に開催された第2回目の「ゆるキャラグランプリ2011」では、インターネット投票に一本化され、九州新幹線の全線開通キャンペーンで誕生した熊本県の「くまモン」がグランプリを獲得。投票の過程では、インターネット掲示板の書き込みをきっかけに東京都西国分寺市の非公式キャラ「にしこくん」(3位入賞)への票が急増、フリーメールのアドレスを利用した機械的な投票だとして約29万票が無効になるなど、過熱ぶりも話題になった。主催は「ゆるキャラさみっと協会」(滋賀県彦根市)。