内臓疾患や精神疾患など、外見からは分かりにくい病気や障害について周囲に知らせることを目的としたバッジ。透明のリボン状のデザインが特徴。自己免疫疾患の難病を抱え、ベストセラー闘病記「困ってるひと」(ポプラ社刊)の著者である大野更紗と、障害者やその家族、大野の読者らがツイッターでの意見交換を経て考案した。こうした症状を抱える人は、社会的なサポートが受けられないことが多く、「電車やバスの優先席を使いづらい」「怠けていると誤解される」といった悩みもある。症状を抱える人専用の赤いハートマークがついた「当事者用バッジ」と、誰でもつけることができる「啓発用バッジ」の2種類があり、どちらも価格は税込400円。大野らが運営する障害者支援サイト「わたしのフクシ。」(http://watashinofukushi.com/)から購入できる。