筋肉に本来の適切な動きをさせることで、姿勢を正し体の痛みやゆがみを解消するという運動療法。アメリカの解剖生理学者ピート・エゴスキューが提唱している。ベトナム戦争に従軍して負傷した同氏が、自身の回復を目的として考案。解剖学、生理学、生体力学の原則に基づき筋肉に刺激を与えることで、体を理想の基本姿勢に近づけるという。日本でも2007年にエゴスキュー・ジャパン(愛知県名古屋市)を設立して普及に取り組んでおり、雑誌やテレビ番組で「エゴスキュー体操」などとして紹介されている。なお、「EGOSCUE」は、アメリカのEgoscue Inc.の登録商標。