アルバイトのように時給を受け取ることができるインターンシップのこと。2011年12月から12年3月にかけて、神奈川県立田奈高校(横浜市)の3年生を対象に、同県の「新しい公共支援事業」として初めて実施された。家庭の経済事情などで就職活動ができない生徒と、地元中小企業などのマッチングを支援するのが目的。県の支援のもと、NPO法人ユースポート横濱、横浜市こども青少年局、人材派遣会社のパソナ(本社・東京都千代田区)、若者の就労支援を手がける「シェアするココロ」(横浜市)が実施。地元中小企業などが有給の職業体験として生徒を受け入れ、研修終了後はアルバイトや正社員として継続雇用することを促す試み。受け入れ先の企業には、県から1件2万円の謝礼が支払われる。