廃棄うどんからバイオエタノールを作り、再利用するプロジェクト。2011年12月、香川県の「共助の社会づくり支援事業」でモデル事業に採択された。事業を担う「うどんまるごと循環コンソーシアム」には、エタノールの抽出プラントを開発した機械メーカーのちよだ製作所(本社・同県高松市)、同県大手の製麺会社さぬき麺業(本社・同市)、NPO法人グリーンコンシューマー高松などが参加。飲食店などで出る、食べ残しや売れ残りのうどんからバイオエタノールを精製、できたエタノールはうどんをゆでる燃料に、残りかすから作るメタンガスはプラントの燃料に利用。うどんにかかわる工程で資源のやり取りを完結させる循環型事業を目指す。12年6月から本格始動した。