産経新聞大阪社会部の記者でつくる「大阪ラーメン部」から生まれたカップラーメン。即席麺大手のエースコック(本社・大阪府吹田市)が2011年12月に第1弾を発売した。大阪のご当地ラーメン開発を目的として設立された同部は、地元ラーメン店の協力のもと、大阪で好まれる「甘辛」の味などをコンセプトにラーメンを考案。11年1月の大阪国際女子マラソン会場に出店したところ、5時間で1000杯を完売するほどの反響で、次なる展開としてカップラーメン化を図った。発売後3週間で100万食を出荷するヒット商品になった。12年9月に第2弾を発売。