公園の花壇づくり、管理などを地域住民が行う東京都杉並区の取り組み。「フラワー作戦」とも呼ばれる。地域の緑化運動活性化のために同区が2000年に開始した。同区内在住で5人以上のグループが参加することができ、区立公園などに設置された花壇の土づくりからデザイン、草花の植えつけ、除草、水やりなどを行う。こうした活動に加え、06年ごろからは地域の見回りも併せて行うようにしたところ、02年に1711件だった同区内の空き巣件数が11年には141件まで減少。地域の美化と防犯を兼ねる取り組みとして、他の自治体や海外からも注目を集めている。