インターネット上で自分のやりたいことに賛同する不特定多数の人から資金を募る手法のこと。英語で「群衆、大勢の人」を意味する「クラウド(crowd)」と、「基金」を意味する「ファンディング(funding)」を合わせた造語。「マイクロパトロン」と呼ばれることもある。主にSNSやブログなどインターネット上で、芸術活動やベンチャービジネス、ボランティアなどの計画を発表し、寄付や投資を呼びかける。使用目的が明確で、少額から気軽に寄付や投資ができることもあり、2000年代半ばころからアメリカで盛んになった。日本でも、11年の東日本大震災後、こうした試みをあっせんするサービスが登場し、注目が高まっている。