ライスの上に炒めた肉と生野菜を盛りつけ、マヨネーズなどで味付けした佐賀市のご当地グルメ。「シシリアン」の語源は不明だが、1970年代に同市内の喫茶店で誕生した軽食メニューが発祥とされ、現在では喫茶店、居酒屋、カフェなどで広く提供される定番メニューとなっている。2008年ごろから、同市のB級ご当地グルメとしてテレビ番組などで紹介されるようになり、全国的な知名度が向上。同市のPR事業などを手がける佐賀観光協会でも、毎年4月4日を「シシリアンライスの日」とし、カッパをイメージしたイメージキャラクターの「シシリアンナちゃん」を発表するなど、情報発信に力を入れている。なお、「シシリアンライス」は同協会の登録商標。