素足に近い着用感をコンセプトとしたランニングシューズ。足首や足指を妨げず自然な動きを促す構造や、軽さを特徴とする製品が多い。アメリカでは、ベストセラーとなったランニング本「BORN TO RUN」で紹介された、ビブラム社(本社・イタリア)の5本指シューズ「ビブラム ファイブフィンガーズ」がブームの火付け役と言われる。日本でも近年のランニングブームで人気を集めており、2004年から“裸足感覚”を打ち出していたナイキの「ナイキフリー」のほか、アディダスの「アディピュア」、ニューバランスの「ミニマスゼロ」など各社が製品を投入している。