古書店の女性店主が主人公のミステリー小説(アスキー・メディアワークス刊)。著者は三上延で、2011年3月に第1巻が発売された。古書店を営み、本に関する卓越した知識と洞察力を持つ主人公「篠川栞子(しおりこ)」が、店に持ち込まれた古書にまつわる謎を解き明かしていくストーリー。古書に関する豊富な雑学などが幅広い読者の人気を集め、12年4月時点で、1、2巻を合わせて累計200万部を発行するヒット作になった。また、同年6月に角川書店からマンガ版が発売され、同年7月にはマンガ雑誌「good!アフタヌーン」23号(講談社刊)でも、マンガ版の連載が開始された。