冷静な判断ができない雰囲気の中で高額商品を売りつける、悪徳商法の一種。貸し会場などに人を集め、販売員が商品の説明をしながら購入を希望する人に対して「ハイ、ハイ」と手を挙げるよう促す。格安の商品から始めて会場を盛り上げていき、興奮が高まったところで数万~数十万円の高額な商品の契約を迫る。一種の催眠手法を利用することから「催眠商法」とも、最初にこの手法を用いた団体のイニシャルを取って「SF商法」とも呼ばれる。古典的な手口ながら高齢者を中心に被害が続いていると見られ、国民生活センターでは2012年7月にウェブサイト上で注意を呼びかけた。