興奮や緊張を促す交感神経の働きが低下しているため、肥満になること。モナリザとは、「most obesity known are low in sympathetic activity」の略で、1990年にアメリカのジョージ・ブレイ博士が提唱した。エネルギー消費を促す交感神経は、昼間に活発な働きをするが、不規則な生活が続くと、交感神経の働きが鈍くなり、基礎代謝が低下して体に脂肪がたまりやすくなってしまう。肥満は、必ずしも食べ過ぎが原因ではなく、こうした傾向の人が多いという。2012年10月にテレビ番組「大河バラエティ!超近現代史4」(日本テレビ系)で紹介された。