パンの上に野菜やチーズ、総菜などの具を載せたフランス料理。料理名の由来は、フランス語で「塗る」を意味する「タルティネ」。スライスしたバゲットなどのパンに、バターやジャムなどを塗り、その上に具をトッピングする。人気の火つけ役になったとされるのは、2011年1月に東京都港区で開業したベルギー発のベーカリーレストラン「ル・パン・コティディアン」。数種類の「タルティーヌ」を提供し、店の看板商品として人気を集めている。また、料理研究家の渡辺麻紀が10年11月に出版したレシピ集「タルティーヌ」(池田書店刊)も話題になった。