地域の自然や文化に触れながら、山や街道などの長い距離を歩く旅行スタイル。また、そのための自然歩道のこと。欧米では非常に盛んで、コースは数百キロから数千キロにも及ぶ。日本ではまだ歴史が浅いが、健康志向や環境意識の高まりを背景に、流行の兆しがある。日本の場合、数十キロから200キロ程度のルートが多い。2013年には新潟、群馬、長野3県にまたがる全長280キロの「スノーカントリートレイル」も本格開通する。飲食店や名所旧跡などをルートに組み込むことも可能なため、地域観光活性化の起爆剤としての期待も高まっている。