東京都新宿区の区道。JR新宿駅東口にある新宿通りと靖国通りを結ぶ長さ約100メートルの道で、1986年に整備された。名称の「モア」は、「Mixture Of Ages(ミクスチャー・オブ・エイジス)」の略で、「世代の交差点」を意味する。90年ごろから、違法駐車や放置自転車が増加し、通りのイメージが悪化。その解消のため2005年から、新宿駅前商店街振興組合が同区の支援を受けて、道路上にオープンカフェを仮設する取り組みを続けたところ、違法駐車などは激減した。11年10月には都市再生特別措置法などが改正され、一定の条件を満たせば公道での店舗営業が可能になったため、12年11月から歩行者専用時間帯にオープンカフェが常設されるようになった。