デジタル機器に対する過度の依存を防ぐために、機器から距離を置くこと。アメリカで生まれた取り組みで、「デトックス」とは「解毒」を意味する。スマートフォンなどの普及により、時間や場所を問わずインターネットの利用が容易になった一方で、短時間でも接続できないと精神的な苦痛や不安を感じる人が増えているとされる。「デジタルデトックス」では、数時間から数日間、デジタル機器にまったく触れない時間を設け、心理的な依存を改善していくことを目的とする。近年、日本でも注目を集めつつあり、個人だけでなく企業で取り組む例もある。