思春期の過剰な自意識やコンプレックスを原因とする言動をやゆする言葉。インターネットなどでは「厨二病」と書かれることもある。もとは、タレントの伊集院光が自身のラジオ番組の中で、中学2年生ごろの年代にありがちな大人ぶった態度や、親、社会への反抗などを指して名づけた。その後、インターネットなどを通して広く知られるようになるとともに、当初の用法とは異なる使い方が定着。現在では、アニメやゲームなどに影響されて非現実的な空想にのめり込んだり、それにもとづいて奇行に走ったりすることを指す場合も多い。さらに、中二病的な言動を過剰に否定する高二病、人とは違う自己像に酔う大二病、社会人2年目で社会がわかっているかのようにふるまう社二病などの派生語も生まれた。