インターネットの利用をやめられなかったり、接続できないとストレスを感じたりするインターネット依存の治療のため、一定期間、合宿などでネット環境から遠ざかること。英語で「解毒」を意味する「デトックス」にちなんで、デジタル・デトックスと呼ばれることもある。パソコン、スマートフォン(スマホ)などのデジタル機器や、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)、オンラインゲームなどのサービスが普及した近年、若者を中心に依存状態になる人が増加して社会問題になり、その対策としてアメリカや韓国で行われ始めた。2013年8月に厚生労働省が発表した調査によると、ネットへの依存が強い中高生は日本全国で推定約51万8000人いるとされる。