恋人や夫婦の関係が破綻(はたん)した腹いせや復讐(ふくしゅう)のために、嫌がらせ目的で相手の性的な写真や動画などをインターネットに投稿する行為。アメリカでは専用の投稿サイトが開設されるなど、個人の画像がネットで拡散される被害が社会問題となり、2013年10月1日にこうした行為を禁止する法律がカリフォルニア州で制定された。同法律の制定によって、相手を苦しめるために元恋人や元配偶者の画像をネットに流出させた場合、最大6カ月の禁錮か1000ドルの罰金が科せられることになった。ただし、画像を撮影した人物と流出させた人物が同じでなければならない、などの適用条件も厳しく定められている。このため、本人や第三者が撮った画像を元恋人や元配偶者が投稿した場合、同法の適用外になる。また、相手に苦痛を与えるためではなく、営利目的で画像を売った場合も適用外となる。