幼い少年に執着し、愛情を抱くこと。また、そういう傾向のある人のこと。少女に愛着を持つロリータコンプレックス(ロリコン)に対して作られた造語。語源については諸説あるが、一般的には1980年代に、当時、出版社ラポートから発刊されていたアニメ・マンガファンの交流雑誌、月刊「ファンロード」から生まれた言葉だといわれている。同誌の読者投稿コーナーで、横山光輝のマンガ「鉄人28号」の主人公、金田正太郎が少年の代表格として取り上げられ、「ショータローコンプレックス」という言葉が生まれ、これが省略された。また、ショタコンから派生して、少年のことを「ショタ」といい、少年好きを「ショタ好き」ともいう。マンガやアニメではなく、特に現実の少年を指していう「リアルショタ」という言葉もある。2014年、ソチ・オリンピックのフィギュアスケート男子で金メダルを獲得した19歳の羽生結弦選手に注目が集まり、「萌える」などの感想をツイッターに投稿する女性が相次いだことから、一部マスコミが「羽生ショタブーム」として取り上げ、話題になった。