鉄道の高架下に設けられた商業施設。駅と駅の間にあることから、こう呼ばれるようになった。大規模な工事をしなくても、建造物の密集した都市部で広いスペースが確保でき、賃料が周辺エリアに比べて割安という利点があることから、駅ビルや駅構内の商業施設である駅ナカに次ぐ商業施設として注目されている。また、最新技術で鉄道の騒音や振動も抑えられている。2014年3月29日に、JR中央線の阿佐ヶ谷駅と高円寺駅間の高架下に、ジェイアール東日本都市開発(本社・東京都渋谷区)が運営する阿佐ヶ谷アニメストリート(東京都杉並区)がオープン。全長120メートルのエリアにアニメショップやコスプレ専門店、カフェなど、アニメ関連の16店舗が集まり、話題となった。また、同年4月26日には、南海電鉄(本社・大阪市浪速区)が南海難波駅と今宮戎(えびす)駅間の高架下に開設したなんばEKIKANプロジェクトの第1期開発エリアがオープンした。