胸を強く圧迫するなどして、自分や相手の意識を失わせる危険な行為。気絶遊びとも呼ばれる。激しい運動や深呼吸の繰り返しなどをさせた後に胸部を強く押すことで、脳への酸素供給が阻害され、一時的に意識を失ったり、もうろうとしたりする。脳の酸素欠乏が続けば深刻な後遺症が残るおそれがあり、最悪の場合は死に至る可能性もある。意識が薄れることで浮遊感覚を体験できるとして2000年ごろから10代の少年を中心にたびたび流行。近年は、インターネットの動画投稿サイトなどにやり方を紹介する動画が数多くアップされ、問題視されている。興味本位の遊びとして行われることがある一方で、「いじめ」として相手に強要するケースも多い。アメリカでも同様に、失神することを目的として首を圧迫する窒息ゲームが青少年の間で広がっており、それによる死亡事故も多数報告されている。