軽自動車を改造したキャンピングカーの通称。1998年に、軽自動車の車両規格が変更。全長が100ミリ拡大されて最大3400ミリに、全幅が80ミリ拡大されて最大1480ミリになったことから、キャンピングカーのベースとして改造されるようになった。基本装備だけなら200万円前後と、一般的なキャンピングカーの半額以下で購入できる価格の安さ、維持費や税金の安さ、運転のしやすさが受けて、50~60歳代を中心に人気が上昇。宿や列車の手配などの手間がかからず、すぐに旅に出られるのも魅力だという。国内のキャンピングカーの販売台数は、団塊の世代が定年を迎えた2007年から急増。2000年に年間2000台程度だったものが、最近は5000台規模にまで増加している。