名だたる桜の名木がある五つの市町が集まって開催されるサミット。2014年3月23日に第1回のサミットが埼玉県北本市の北本市文化センターで開催された。参加した自治体は、樹齢約800年のカバザクラ、石戸蒲ザクラのある埼玉県北本市、樹齢1000年以上のベニシダレザクラ、三春滝桜のある福島県三春町、樹齢約1500年のエドヒガンザクラ、根尾谷淡墨桜のある岐阜県本巣市、樹齢約2000年のエドヒガンザクラ、山高神代桜のある山梨県北杜市、樹齢約800年以上のヤマザクラ、狩宿の下馬桜のある静岡県富士宮市。これらの桜は、1922年(大正11)に国の天然記念物に指定され、のちに日本五大桜と呼ばれるようになった。サミットでは、各市町の首長や観光担当者らによって桜の保護や観光振興の取り組みなどの情報が交換され、北本市長によって、五大桜を次世代に引き継げるよう、守り育てるという趣旨のサミット宣言が読み上げられた。